自立5種類とは?チェックリストを私(30代男性社会人)がやってみた結果

自立5種類

自立には5種類あるそうです。

「経済的に自立して、生活できればいいんじゃないの?」

そんな風に疑問に思った私(30代男性社会人)はちょっと詳しく調べてみました。

『自立度チェックリスト』というものも見つかったので、やってみた結果もご紹介します。

自立5種類とは?

京都大学教育学部の研究資料によると、自立5種類は下記の通りです。

自立5種類

  • 生活者としての自立
  • 経済的な自立
  • 精神的な自立
  • 性の自立
  • 社会的自立

何となくピンとくるものもあれば、

どういうことだろう?と疑問に思うものもありますね。

私なりに分かりやすくざっくり解説すると、下記のような感じです。

自立の種類一言解説一例
生活者としての自立自分で衣食住を整えられるかご飯の用意
服の準備
自宅の整理整頓
経済的な自立お金を稼いで適切に使えるか収入を得る
将来的な資金運用
契約など基礎知識
精神的な自立自分で考えて行動できるか職業や進路の選択
TPOに合わせた振舞
世間への関心と意見
の自立責任を持ってコントロールできるか避妊などの知識
性欲の制御
相手の尊重
社会的自立コミュニケーションがとれるか挨拶や礼節
他意見や文化の尊重
自分の意志提示

多少重複していそうな部分もありますが、なるほどなーという感じです。

なお、「生活者としての自立」の”ご飯の用意”などは自炊に絞った話ではないようです。

買ってもいいし、誰かに作ってもらってもいい。

とにかく”ご飯の用意”が出来ればOKという雰囲気ですね。(たぶん)

また、「社会的自立」も会話できないとダメ!というものではありません。

他人と積極的に話すことが出来ない、話さないという方でも問題ないみたいです。

ただ、必要な時にはちゃんと挨拶したり。

「ありがとう」「ごめんなさい」を言おうねっていう感じです。

つまり、世間に合わせて、人を尊重して、文化的に、自己を確立した生活

これができれば”自立”といえるような、大体そんな感じの内容になっています。

普通のことといえるかもしれませんが、難しいと感じる部分もありますね。

なお、詳しく知りたい人は私が参考にした下記資料などが役立つと思います。

参考資料1:https://www.kyokyo-u.ac.jp/Cece/18-26.pdf

参考資料2:https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/spl/hl_support/files/kou/kws_tea_002.pdf

連帯と共生

自立は5種類に分かれますが、そこに「連帯と共生」を加えた考え方が現在の主流のようです。

連帯は人との関わり、共生は社会との関わりを指しているようですね。

つまり、自立5種類+連帯と共生=『自立』みたいな感じになります。

確かに、昔よりもSNSといったIT技術の発展などもあって、

人との関わり、連帯の重要性は増しています。

そして、サステナブル(持続可能)な社会といわれるように、

社会との関わり、共生の意識も高まっています。

それらを無視するわけにはいかない、もしくは、なかなか難しいという判断なのでしょうね。

4つの自立(4種類)とは?

自立は5種類あるとお話しましたが、

下記の4種類で「4つの自立」と呼ばれることもあります。

  • 生活者としての自立
  • 経済的な自立
  • 精神的な自立
  • 性の自立

社会の中で自己を確立し、周囲を尊重する「社会的自立」がないですね。

昔、主流だった考え方のようで、時代の移り変わりとともに変わってきています。

なお、下記の3種類で「3つの自立」と呼ばれることもありました。

これは「女性の自立」という観点の中で、特に難しい自立として挙げられていたみたいです。

  • 生活的自立
  • 経済的自立
  • 精神的自立

ちなみに、他にも唱えられている”自立”はあります。

例えば、通信教育で有名な企業のベネッセは「自立のための5条件」として下記を挙げています。

  • 心身の健康
  • 身辺生活の自立
  • 精神的自立
  • 豊かな人間関係を結ぶ力
  • 経済的自立

自立概念の簡単な歴史

時代とともに移り変わってきた自立という考え方。

ちょっと興味深かったので、自立概念の簡単な歴史を調べてみました。

高校の家庭科で学ぶようになった流れとともにまとめています。

年代略歴家庭科への反映
19世紀頃フェミニズム運動※
自立が考えられ始める
1960年代~自立概念の深化
議論が進む
女性必修
主婦養成の観点が強く
学習指導要領や
教科書に自立の記載なし
1980年代~教科書に自立の記載が
載り始める
1989年男女必修
ほとんどの教科書に
自立の記載が載る
1999年学習指導要領に自立が記載
2000年代~連帯と共生の視点導入
2009年学習指導要領に共生が記載

※フェミニズム運動:男女平等と女性の自立を目指す運動の総称

女性の自立から人としての自立、社会の自立と変遷してきた歴史がよく分かります。

現在のような形で体系的になってきたのは、割と最近のことなんですね。

自立度チェックリストを社会人がやってみた結果

高校の家庭科教材の中には『自立度チェックリスト』というものがあるそうです。

出典元:https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/spl/hl_support/files/kou/kws_tea_002.pdf

高校生向けなので、社会人がやったところでどうなんだろう?

そんなことを思いつつ、ちょっとやってみました。

私(30代男性社会人)の結果は下記の通りです。

  • 生活的自立:20点
  • 精神的自立:16点
  • 社会的自立:18点
  • 経済的自立:16点
  • 性的自立:20点

合計点でいうと100点満点中90点でした。

「低かった人」とは何点の人を指すのか?

基準が分からないので何とも言えません。

100点満点が普通と言われたら、結構困りますね。。。

ただ、恐らくそこそこの点数だと思うので、「自立した!」といえると信じています。

ちなみに、「対等なパートナー」がいない現状で”○”を選んだことは秘密です。

自立5種類とチェック結果まとめ

まとめ

  • 自立5種類は生活・精神・社会・経済・性
  • 近年は「連帯と共生」が加わっている
  • 「4つの自立」や3種類だったこともあるが昔の話
  • 自立概念が生まれたのは割と最近
  • 自立度チェックリストは記事内の通り
  • 社会人がやってみた結果は100点中90点で満点じゃなかった

というまとめになりました。

自立度チェックリストを見る限り、

パソコン1台でひっそりこそこそ気ままな生活を送る私は

「自立した」といえると思います。

そして、仕事やだな~と思いながら頑張っていたサラリーマン時代とは違い、

毎日最高!と思えるような日々を送っています。

好きな時間に起きて、好きな時間に眠る。

その日の気分次第で仕事を頑張ったり、遊びに行ったり、趣味に没頭したりする。

「ネットビジネスのブログに出会い、本気で頑張って、本当に良かったな~」

そして、これからもこんな日々を大切にしていこうと、思いなおすことが出来ました。

MuuPCLife

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