「Google Adsense」(グーグルアドセンス)の管理画面の使い方を初心者向けにご紹介します。
始めはよく分からない部分もあると思いますが、慣れてくれば使いこなせるようになるので、どんどん試していきましょう。
アドセンス管理画面を使いやすく設定
アドセンスは収益を確認する際に使用します。
一番使う頻度が高いのはトップ画面での収益確認になるでしょう。
「今日」や「昨日」、「今月」の収益をパッと見で確認できます。
※「今日」はリアルタイムではない(6時間くらい差がありそう)
ただ、もう少し詳しい内容や過去の収益を確認したい場合もあると思います。
そんな時は画面左側の「レポート」から確認できます。
デフォルト設定でもOKですが、簡単に設定できるので、もうちょっと見やすくしましょう。
下記画像の赤枠部分を参考に「レポート」から統計情報の編集をクリック。
デフォルト設定から下記の変更がおすすめ。OKなら「適用」をクリック。
・「インプレッション収益」「アクティブビュー視認可能率」のチェックを外す
・「CPC」「ページCTR」にチェックを付ける
今回設定した内容を保存します。
下記画像の赤枠部分から「保存」をクリック。
好きなレポート名を入力。(サイト名などでOKです)
下記画像の赤枠部分左のように設定した内容が保存されます。(今回は”test”と名前付け)
次回からはここをクリックすればすぐに好みの内容で収益を確認できます。
おすすめ設定項目の内容
今回おすすめした設定項目の内容は下記の通りです。
そのうち、重要なものを色付けしています。
日付 | 日付 |
推定収益額 | 収入 |
ページビュー | ブログが読まれた数 |
ページのインプレッション収益 | RPMと呼ばれる数値 ページビュー1,000回当たりの平均収益 |
表示回数 | 広告が読み込まれた数 |
クリック数 | 広告がクリックされた数 |
CPC | クリック単価のこと 推定収益額÷クリック数で算出 |
ページCTR | ページのクリック率のこと クリック数÷ページビューで算出 |
はじめは重要なところだけを抑えておけばOKです。
それでは、もう少し詳しくご紹介していきましょう。
RPM(ページのインプレッション収益)
RPMは「PV1,000回当たりの平均収益」を示す数値で、広告の収益指標としてよく利用されます。
要は、「今使っている広告で儲かっているか?」
「別の広告を導入する際、効果がありそうか?」などを考える時に使用される目安です。
アドセンスでいうと、大体200~300円くらいが平均と言われていますね。
ただ、運営するブログのジャンルなどで変動するため、一概には言い切れません。
CPC(クリック単価)
CPCは「広告クリック1回当たりの収入」を示す数値です。
アドセンスでいうと、大体20~40円くらいが平均と言われているようです。
ただ、運営するブログのジャンルなどで変動するため、一概には言い切れません。
また、昔はかなり高かったそうですが、最近は安くなってきているようですね。
10円を切るというお話も聞きます。
ページCTR(ページのクリック率)
ページCTRは「ページが読まれたうちの何%くらいが広告クリックにつながるか」を示す数値です。
アドセンスでいうと、大体1~2%円くらいが平均と言われているようです。
ただ、運営するブログのジャンルなどで変動するため、一概には言い切れません。
アドセンス管理画面を見る時のポイント
アドセンス管理画面は収益の確認だけするものではありません。
広告収入に問題がないか確認することも重要です。
例えば、アドセンスのRPMが100円を切るほど低いとします。
こういった時に考えられる可能性が、広告の貼り忘れや2クリック適用などです。
また、ページCTRが異常に高い数値を記録したとします。
これは悪意ある第三者が広告をクリックしまくっている可能性があります。
このように、広告収入に問題ないか確認し、
低すぎor高すぎといった異常値などがあった場合に対応できるようにする。
そういった活用も非常に重要です。
※アドセンス狩り
アドセンス狩りとは、アドセンスの広告停止を狙い、
悪意を持ってブログの広告をクリックしまくる人たちのことを指します。
ブログを運営していくうえで、こういった人たちがいることは覚えておきましょう。
他人と比較するより自ブログの変化に注目
アドセンスで収益確認していると「この数値、低すぎ?高すぎ?」と気になることがよくあります。
もちろん、一般的な平均を知って、自分のブログの改善点を探すことは非常に重要です。
ただ、他人と比較してばかりいることはおすすめしません。
どちらかというと、自分のブログの変化に注目しましょう。
なぜなら、自分のブログと他の人のブログでは様々な事情が異なります。
取り扱う記事のジャンルや書き方、ブログのSEOパワー、PV数などなど。
例を挙げればキリがありません。
イメージでいうと、サッカー選手とゴルフ選手を比べるようなものです。
そのため、自分が現在どのような収益状況で、改善が必要なところはないか?
改善するためにはどうすればよいか?効果はあったか?などを確認していくことが重要です。